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アクセスには2種類あるが、どれも本当の評価にはならない理由

「アクセスを上げるにはどうすればよいですか」というご相談を、たくさんいただきます。また質問と同時に、「その解決策は、例えばこういうことでしょうか?」と、ネット広告やSEO対策、SNS発信等などを対策の候補として示される方もいらっしゃいます。認識されているのであれば、すぐに実行されるのがいいと思いますし、もちろん継続すれば有効な策ではありますが、それはあくまで手段であって、質問に対する一番の回答は「見る人の役にたつ情報を載せること」です。

参考:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド - Search Console ヘルプ 「ウェブサイトはユーザーの便宜のために構築するべきである」

アクセスには大きく2種類あることを知る

アクセスには大きく2種類あり、それは「既存(リピート)」と「新規」です。

 

 既存のアクセスとは、すでに貴社を知っている(顧客とは限らないが)ユーザです。既存ユーザは、貴社名や貴社のサービス名で検索します。交換した名刺や送られたDM、メールの署名からアクセスをします。TVCMを見て興味を持ち、サービス名を検索します。来店後にWEBサイトを覗く人もいるでしょう。とても大切なユーザです。

新規のアクセスとは、貴社を知らない「新規ユーザ(貴社を知っているユーザ以外のすべて)」です。貴社がまだ出会っていない人たちです。新規ユーザは自分の求めるもの、探しているもので検索し、そこで偶然にも貴社のサービスに出会います。または、好きなブログや気になる記事から、偶然貴社のリンクにたどり着きます。知らない誰かの紹介やいいね!で来訪する人もいるでしょう。既存のユーザよりも、貴社にとって大切な顧客になる可能性があります。これらは実店舗ではなかなか実現しない素晴らしい体験です。

アクセスの増える行動の第一歩は考えること

ネットビジネスに求められる多くの要望は「新規獲得、新たな販路」だと思います。リアルの生活ではなかなか出会えない新規のお客様にどうやって出会うのか?貴社のビジネスを必要としてくれる人がどこにいて、それはどんな人で、スマホでどのような検索をするのか?を考えます。パターンは一つではありません。マーケティングリサーチなどとも言われますが、難しいことは考えず、とにかく毎日想像することです。その先に、アクセスアップの施策が導かれて行くでしょう。繰り返しになりますが、貴社のサイトに、ユーザの役にたつ情報が載っていることが大切です。

アクセス数が評価にならない理由

ホームページの効果の一つとして、アクセス数や検索順位があります。見た目にわかりやすく、アクセス数が上がることで、効果がでた、出ないの判断をすることがあります。行政の仕様要件に、目標の参考値としてアクセス数が記載されているものもあります。

しかし、アクセス数が多かったから効果があったとはなりません。よい結果が出た場合に、それを裏付けするものとしてアクセス数はあります。これは社長様や店舗を経営する方であればよく分かっていらっしゃると思います。アクセスがいくら多いと言われても、実際の来客・売上げ数に結びついていなければWEBをやって本当に効果はでるのかな?と思われているはずです。サイト診断をする側、コンサルタントも、アクセス数やSEOについて改善を述べる方が楽なのです。しかしそれは表層的なものです。

アクセスから見る大切なこと

効果があるのかどうかを説明するのにちょうど都合がいいのがアクセス数ですが、すぐに効果のでるWEBは存在しません。費用と戦略を十分に練って継続した先に効果はでてきます。一番よいのは、最も結果の出て欲しい事柄、最終目標を見きわめることです。そこから逆算して効果のでることを考える、途中経過アクセスはあくまで目安です。それを考えれば、サイトの見直しというのは定期的に行うべきだと思います